今日は修善寺まで、と思いながら、三島から電車に乗る。
青と銀の電車。空は晴れていた。
修善寺までわりとすぐ。
天ぷらそばを食べた。かきあげとネギとソバ。
バスがあった。オレンジとクリーム色の大型バス。
丁度バスがでる時間だったので、思い切って戸田峠(へだとうげ)までの往復切符を手に入れて、乗る。
バスは快適でほどなく戸田峠に着いた。それほど時間がかかるわけでもない。
ボタンを押し忘れて慌てて降ろしてもらう。ここにはオレンジ色のバス停があった。反対側のバス停はなく、「来たら止める」ということ。カーブなのでちょっと厳しいところ。
向こう側が沼津市。見上げると、戸田峠と沼津市、の看板がある。
山の緑と空の青。雲の白。道路の灰色にセンターライン。修善寺方面から風が吹いている。
駐車場はあるのだがなにもない。行きたいところはあるのだが、ここから探してもちょっとわからない。今日は予定に入れていなかったので調べていなかったのだ。あとで、調べても徒歩で行くための情報はほとんどなかった。
タクシーで確認しつつでかけるべきか。。と思う。バスは10分後と、3時間後にある。3時間ほど散策するのはいいのだが、やはり、徒歩の方がほとんどいない場所では心細い。タクシーの電話番号も控えていない。
往復の切符をみる。戸田峠から修善寺駅への復路。大人一名、使用開始後の払い戻しはいたしません、と書いてある。心細いときは切符がある。
次のバスを待って、手を上げて止ってもらって乗る。
修善寺まで戻り、バスの切符売り場の方に「帰ってきました」と報告しておき、三島に戻った。
とてもきれいな水の大きな水盤が駅前にあった。
沼津では踊りをみた。明るい笑顔。
(2016.11.12 土曜日)
data 修善寺駅
電車の進行方向に向かって歩く。よくある終点の駅。小田急の小田原も、井の頭線の渋谷や吉祥寺も同じかもしれない。三島からの進行方向の奥に、改札がひとつある。
改札の右は広場で道路。左にいくと、ロータリーがある。まっすぐ行き、右にソバ屋もはいったおみやげのお店。伊豆の物産は豊富。買いたかったが、今回は控えた。
その向いの奥にトイレがあった。。ホームを出てまっすぐ行って左側。まっすぐに外にでるとそれも広場。草の広場だった。行ったときはステージでイベントが行なわれていた。
バスやタクシーは、左の入りぐちからでると、小ぶりのロータリー。そこを正面にして、左の方向の奥に、バスの切符売り場があった。バス停もその並び。
小さめの駅である。
まあ。。タクシーで行けばそれでいいんだが、それをやるとわからないところが多くでてきてしまうので。
丁度「学校よりも大きめの陸上トラック」ぐらいの広さのロータリー。そこらを探すと漢方薬店もあったが休みだった。
「南方仏教基本聖典より、仏の十徳のひとつ
有情の世界、現象の世界、空間の世界を知ることによって、せけんげであり、」
せけんげ 世間解
温泉がどこなのかはまだ確認していない。バスか歩きで行くんだろう。駅の右側の出口の広場はとてもきもちがいい。あまり店がなく自動販売機がいくつか、ぐらい。晴れていれば、そこは休みにはいいと思っている。ただ、人通りがあるのは左側のロータリーのある広場。
なにか困ったことでも起きたら、「あなりつさま」とお釈迦様の天眼第一の弟子に相談してみればいい。針と糸の逸話が有名なお弟子さん。お釈迦様の「わたしではだめなのか?」という言葉が本にあった。
この駅ではそんなことは起きないと思う。
ただ、峠までは。。その手前まではいいんだが。。峠には一段「上がる」からバスも勢いがよいし。。峠の風が吹いていた。